2024年
7月8日 (月)
参加無料18:00 - 19:00
今回のヒアリングフレイル予防研究会は、山形県言語聴覚士会会長の荒井晋一先生をお迎えし、「地方におけるヒアリングフレイル支援の土壌づくり~弟子に準備ができた時、師が現れる~」というテーマでご講演いただきます。
山形市の聴こえくっきり事業への参加による地域の難聴高齢者の早期発見支援へのお取り組みや、社会福祉法人長井弘徳会 老人保健施設リバーヒル長井で療法課課長として、ご入所されている高齢難聴者との関わりなどを通して、介護現場における具体的な聴覚支援についてお話しいただきます。
講演後は聴脳科学総合研究所の中石も参加し、質疑応答のお時間もご用意しております。
地域の難聴高齢者の早期発見における好事例として、各地域でヒアリングフレイルに関する活動を行う上でのヒントが得られる機会です。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
【オンライン実施方法ついて】
・Zoomを使用します
・スマートフォン、タブレットをご利用の際は、事前にZoomアプリを入手し、インストールをお願いします。
・予告なくセミナータイトル、プログラム内容が一部変更される場合がございます。あらかじめご了承ください。
平成15年福島県の太田線合病院附属太田熱海病院に入職。その後、太田総合病院附属太田西ノ内病院、山形県の至誠堂総合病院での経験を経て、平成24年、山形県長井市の社会福祉法人長井弘徳会に入職、現在は、療法課長(言語覚士)兼企画課長として、法人事業の企画運営、介護老人保健施設、訪問リハピリ、通所リハビリなどに従事している。平成30年から、山形県言語覚士会会長に就任。
1973年東京都生まれ熊本県育ち。前職のEMIミュージックにて、スピーカーによる難聴者支援の研究に従事。退職後ユニバーサル・サウンドデザイン株式会社を設立し、約3年に亘る研究の末、卓上型対話支援システム「コミューン」を発明。
現在は、聴脳科学総合研究所所長として高精細音響が人体に与える影響や聴覚リハビリテーションに関する研究を行う。
聴力低下によるフレイルに関する研究を2016年よりスタートし、2019年に認知症検査における聴力低下による過小評価を厚生労働省に報告。ヒアリングフレイル提唱者として、難聴と認知症の関連性や聞こえの理解、啓発を進めている。