課題に寄り添うことで新たな価値が見えてくる
ユニバーサル・サウンドデザイン株式会社
<連載第2回>(全2回)
聞く側ではなく話す側から難聴者をサポートするコミュニケーション支援スピーカー「comuoon」(コミューン)。しかし、いくら素晴らしい製品を作っても、その価値を世に知らせることができなければ、真価を発揮することはできません。連載第2回は、発売から6年弱という短期間で、いかにして「comuoon」という新たな価値を社会に広めたのか、その手法などについて掘り下げていきます。
(掲載記事より)
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「聞こえ」という社会課題の新たな解決法を提案
ユニバーサル・サウンドデザイン株式会社
<連載第1回>(全2回)
2013年に発売された「comuoon」(コミューン)は、話し手の声の音質を改善することにより、聞く側ではなく話す側から難聴者をサポートするという新発想のアプローチで「聞こえの問題」の解決に取り組んだ「対話支援機器」です。東京都ベンチャー技術大賞、グッドデザイン賞、国際ユニバーサルデザイン協議会の「IAUDアウォード」など多数の賞を受賞した同製品は、すでに病院や介護施設、さらに市役所などの公共施設や銀行の窓口などで幅広く活用されています。この社会に必要とされる新たな価値がいかにして生み出されたのか。開発者であるユニバーサル・サウンドデザイン株式会社の中石真一路代表取締役にお話を伺い、2回にわたる連載の中でその核心に迫ります。
(掲載記事より)
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