聴脳研について

研究所概要

―聴覚機能の正しい理解と意思疎通におけるユニバーサル社会実現のために―
当研究所では、人々が社会活動を行う上で重要となる「聴覚と脳」における各分野で基礎的、臨床的な調査研究を進めています。また、最新の音響技術を応用した聴覚支援技術の研究開発も進めています。
それらの研究を通して得られた成果を広く公表するとともに、国内はもとよりアジアをはじめとする諸外国の関係者に対しても、聴覚支援に関する基本的な知識や対話支援技術を提供しながら、人材の育成を兼ねた研修会を開催しています。超高齢社会において、聴覚機能低下によるさまざまな影響は世界各国の研究成果により、益々重要になっています。当研究所では、意思疎通支援において様々なシーズ・ニーズを調査し、「技術の社会活用」を基本的に捉えた調査研究を行なっています。

研究内容・特色

研究内容・特色

□ヒアリングフレイル研究支援
・みんなの聴脳力チェックアプリの研究版を活用した地域住民への調査の実施と支援
・ヒアリングフレイルに関する、一般市民向けのセミナー及び、医療・介護者向けの講座の開催
・対話支援システムを活用した臨床研究の設計支援

□サウンドフィールド調査支援
・ヒアリングロスシミュレーターアプリを活用し、室内の語音明瞭度の測定及びアプリを活用した研究支援

概要

研究所名 聴脳科学総合研究所  (略称:聴脳研)  Laboratory of Hearing Cognition (略称:LHC)
住所 東京都港区海岸1−9−11マリンクスタワー2階
研究職員数 3名 (非常勤含む)
設立年月日 2020年3月3日
事業内容 聴脳科学総合研究所は、ユニバーサル・サウンドデザイン株式会社の研究機関として、情報アクセシビリティ支援技術に関する研究開発を通じ、社会に役立つ技術の創出と臨床研究における研究設計や、高精細音響テクノリジーを活用した技術シーズを事業化に繋げるための「医療機関様との連携」「社会実装前の調査」機能に注力しています。

共同研究機関