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ヒアリングフレイル
ヒアリングフレイルについて
1.「ヒアリングフレイル」という新たな概念の理解
「ヒアリングフレイル」とは、聴覚機能の低下によるコミュニケーションの問題やQOL低下などを含み、身体の衰え(フレイル)の一つです(聴覚の機能が低下することによって生じるコミュニケーションの問題や、QOLの低下などを含めた、身体の衰え(フレイル)の一つです。
この概念は福岡大学 医学部神経内科学 坪井 義夫教授や、ユニバーサル・サウンドデザイン株式会社聴脳科学総合研究所 中石所長による「聴覚理解低下が認知機能検査に及ぼす影響に関する実態調査」
※
(平成30年度 老人保健事業推進費等補助金老人保健健康増進等事業)の結果報告で、聴覚機能の低下が認知症診断結果の過小評価に繋がる可能性などをわかりやすく伝えるために、東京大学名誉教授/一般社団法人高齢者社会共創センター センター長である秋山弘子先生の協力の元、聴脳科学総合研究所 中石所長により示されました。
この研究をきっかけにさまざまな聴覚機能低下に関する研究が進められています。
「社会性」を維持することは、人と人とのコミュニケーションが重要となります。
高齢期における人とのつながりは活動範囲が限定されやすい面もあり、非常に気付かれにくいことが明らかとなっています。
このコミュニケーション分野は様々な健康にも影響することが報告されており、聴覚機能の低下はフレイルとも関連が強いことがわかっています。
この「ヒアリングフレイル」は、聴覚機能の低下によりコミュニケーションがうまく行かないことなどがきっかけで「作業記憶の低下」「言語疎通性の低下」「聴力低下の自身の無自覚」が顕在化していることが起因し、家族や医療者、介護者などから「認知機能の過小評価」を受けていることが大きな特徴です。
つまり、これらを理解し、早めに聴覚機能の低下に気づき、適切な対応をすることでコミュニケーションが改善され自身のQOL維持に繋がります。
この「ヒアリングフレイル」は、自身からきこえにくいことを相手に伝えることを避けることが多いことで、身体活動の低下「フレイル」と勘違いされやすく気が付きにくい特徴があるため注意が必要です。
※
「聴覚理解低下が認知機能検査に及ぼす影響に関する実態調査」に関するページはこちら
2.「ヒアリングフレイル」への対応
日本の政策面においても難聴者支援に取り組む機運が高まっており,2019年4月に立ち上げられた難聴対策推進議員連盟によって同年12月に難聴対策の理念としてJapan Hearing Visionが策定され、ライフサイクルに応じた難聴者支援を実現するために動き始めています。
聴脳科学総合研究所所長の中石も老年期の難聴者の早期発見に関する具体策として、言葉の聞き取り脳力を簡易的にチェックが可能となる「みんなの聴脳力®チェック」アプリ
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の開発・普及や、フレイル予防及び認知症対策における取り組みの推進などの提言を行っています。
現在、一般的なフレイルの診断基準や2020年4月から後期高齢者を対象に始まった、いわゆるフレイル健診の評価基準などに聴覚評価の項目は含まれていません、 口腔機能はフレイルの評価対象に当初なかったものの、その後「オーラルフレイル」の概念が提唱されました。聴覚起因のフレイルとなる「ヒアリングフレイル」も必要性が高まるとして期待されています。
聴覚機能の低下は耳鼻科医の適切な処置を受けることはもちろん、定期的に聴覚の健康状態を耳鼻科の医師に診てもらうことが重要となります。
しかし、Japantrack2018では、被験者の46%が5年以上聴力検査を受けていないなどの実態も明らかになっており、聴力の定期的な検査に積極的でないことが現在問題となっています。
補聴器や集音器などの様々な支援機器を活用したり、地域で開催される介護予防セミナーなどと連携し、ヒアリングフレイルセミナーなどを開催する中で「みんなの聴脳力チェック」アプリを活用したヒアリングフレイル相談会などを開催し、自身の聴覚に関心を持たせるなどの展開を行なっており非常に効果的です。
※※
「みんなの聴脳力®チェック」アプリのページはこちら
3.「Japan Hearing Vision」を実現する「ヒアリングフレイル予防」の連携
難聴対策推進議員連盟が2019年12月27日に策定した「Japan Hearing Vision」は、様々な「きこえ」の状態にある人が、暮らしやすい社会の実現を目指して取りまとめられたものです。
この「Japan Hearing Vision」は「難聴者(児)が、誰一人取り残されず、生き生きとこころ豊かに暮らしやすい社会」の実現に向けてとの言葉があります。
私たちは、「問題があることを問題視しない」ことを問題と捉え、聴脳科学総合研究所や様々な研究機関、関係者の協力のもと、「ヒアリングフレイル」予防を進めることで健康長寿をサポートしてまいります。
4.「ヒアリングフレイル」の今後の展望
「ヒアリングフレイル」の概念は現在様々な調査研究を行なっています。
新たな研究成果やエビデンスの追加が今後さらに必要です。またコロナ禍で急増するマスクやアクリルパネルによる音声コミュニケーションへの影響や、リアルな音声コミュニケーション減少や独居の高齢者への現場での対応を含めて、政府及び行政機関、医療機関、介護関係者の皆様と連携し、ヒアリングフレイル研修の継続および臨床サポートへと応用を進めて参ります。
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家族にテレビやラジオの音量が大きいとよく言われる。
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相手の言ったことを推測で判断することがある。
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集会や会議など数人の会話でうまく聞き取れない。
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話し声が大きいと言われる。
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会話をしている時に聞き返すことがよくある。
「お耳の健康聴寿ブック」でヒアリングフレイルとその予防についてわかりやすく解説しています。是非ご一読ください。
お問い合わせは、下記のフォームよりお願い致します。
※ヒアリングフレイル®はユニバーサル・サウンドデザイン株式会社の登録商標です。
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