去る9月26日、赤坂ベクトルスタジオ(東京都・赤坂)にて、
「ユニバーサル・サウンドデザイン 新製品発表会2016-秋-」を開催いたしました。
当日はメディア関係各社さまをはじめ、正規取扱代理店さま、関係各社さまなど、たくさんのみなさまにお越しいただきました。
ここでは、大盛況のうちに幕を閉じた発表会の様子をお届けします。

会の冒頭では、日頃よりお世話になっている東京都議会議員の堀 宏道氏がご登壇。comuoonの東京都ベンチャー技術大賞受賞、東京都トライアル発注認定制度選定など、当時のエピソードとcomuoonnの必要性について語っていただきました。「高齢化社会、長寿社会が進んでいく中で、comuoonは社会から求められる製品であり、多くの方を救うことができる製品であると感じています。この発表会で披露される新製品で、またひとつ大きな進化を遂げるcomuoonは、今後ますます躍進していくものと確信しています」とのお言葉を頂戴いたしました。

この日お披露目となった新製品は、卓上型対話支援システム｢comuoon(コミューン)｣を、持ち運び可能に進化させた「comuoon mobile(コミューン モバイル)」。「持ち運びたい」「ベッドサイドでも使いたい」といったご利用者さまの声を受け、「聴こえやすいを、いつも どこでも。」をコンセプトに、場所を選ばずにご利用いただけるバッテリータイプとしての開発いたしました。アンプ部とスピーカー、バッテリーがひとつになっただけでなく、さらにシンプルになったUIやカメラスタンドなどさまざまなマウントと接続できるユニバーサルマウントの採用、そしてさらに聴こえやすさを追求した新アンプなど、さまざまな面で進化を遂げています。comuoon mobileは、2016年11月24日より予約販売をスタート、12月26日より順次出荷を予定しております。また、最後にcomuoon mobileとも接続が可能な「wireless stand mic（ワイヤレス スタンド マイク）」が参考出品として紹介され、卓上型マイクがケーブルレスとなり、設置がよりスマートになることが発表されました。

新製品発表に続いて、当社代表の中石と共に、BESCO S.I社(本社：韓国ソウル)の代表取締役社長キム・ヨンベ氏がご登壇。両社の業務提携と、初の海外展開として韓国におけるcomuoonシリーズの販売開始が発表されました。スピーチでは、韓国における聴こえの現状と課題、お母さまが実際にcomuoonを体験し感動されたというエピソード、韓国の社会インフラとしてのcomuoonの可能性などについてお話いただきました。BESCO S.I社とユニバーサル・サウンドデザインは、志しを同じくする同志として、さまざまな取り組みを通じて、「LISTENING INNOVATION!」というメッセージを世界に発信、世界での聴こえ支援の発展や聴こえやすい環境の構築をめざしていくことが発表されました。

発表会の最後には、新製品の実機を展示したタッチ＆トライのコーナーにて、この日ご来場いただいた皆さまに、持ち運びが可能になった新製品comuoon mobileの使い心地や利便性、可能性を実感していただきました。また、この日の締めくくりとして行われた「ユニバーサル・サウンドデザインアワード2016」の表彰式では、この1年comuoonの普及に大きく貢献いただいた正規取扱代理店として、大和ハウス工業株式会社さま(最優秀賞)、株式会社フジ医療器さま、菱電商事株式会社さま(優秀賞)へ、感謝状をお渡しさせていただきました。当社は今後も、さらなるLISTENING INNOVATION!」をめざして、comuoonシリーズの開発と普及、聴こえやすい未来の実現に貢献してまいります。今後ともより一層のご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。