comuoonは聴こえにくい人と、聴こえる人が共存する空間にぴったり。

───comuoonを導入した経緯を教えてください。

岩田：　当店が開催する「スマホ教室」で利用するためです。comuoonを導入する以前は、聴こえに不安のあるお客様にしっかりと授業を届けるには、私たち講師が精一杯声を張り上げるしかありませんでした。１回１時間の授業を一日３コマ、大きな声を出し続けるのはとてもハードです。講師の誰もが声を枯らすほどでした。この負担をなんとか軽減したい。そう考えていた矢先に出会ったのがcomuoonです。

市原：　まずは2019年の7月から、無料レンタルさせていただきました。初めて使ったときのことはよく覚えています。力を込めなくとも、声がスッと通ったのです。声量が大きくなるというより、音の輪郭がクリアになるイメージ。スマホ教室の会場と店舗スペースは壁で仕切れられていないため、周囲のお客様がうるさく感じないだろうかという不安も払拭されました。聴こえにくい人とそうではない人とが共存する空間だからこそ、「大きい音」ではなく「聴こえやすい音」を届けるcomuoonの出番です。

岩田：　レンタル期間中には、運用方法も検討できました。当初お借りしたのは有線タイプのcomuoon connectでしたが、実際に使ってみると、参加者の顔ぶれに合わせて設置場所をすぐに変えられるバッテリータイプのcomuoon mobileの方が適しているとわかりました。こうした判断ができたのも、無料レンタルできたおかげです。

お客様も私たちもハッピーな教室になった。

──導入後、お客様からの反響はいかがでしたか？

岩田：　授業が聴こえやすくなったと好評です。正直に言うと、以前はどんなに声を張り上げても、聴こえにくそうにしているお客様がいらっしゃいました。説明中の画面とは異なる画面を見ていたり……。結果、意欲はあっても、聴こえにくさが原因で「私には無理なんだ」と諦めてしまう。これほど残念なことはありません。

comuoonを導入してからはこれまで聴こえにくそうにしていたお客様の表情が目に見えて明るくなりました。楽しみながら学んでいることがわかるから、私たちのモチベーションまで高まります。comuoonを通じて、教える側も教わる側もハッピーになれました。

市原：　教室内ではすっかりcomuoonの良さが浸透しています。聴こえにくい人にcomuoonの近くの席を譲ったり、お客様同士が思いやりの心を持って活用してくださることが嬉しいですね。以前にも増してポジティブな空間になったため、参加者のリピート率も高まりました。

誰もが楽しそうに授業を受けているから、たまたま通りすがったお客様もスマホ教室に関心を向けてくれます。「こんな教室やっていたんだね」「私も参加したい」といった声を聞く機会も増えました。これもcomuoonのおかげです。

洗練されたプロダクトだから、ストレスなく扱えます。

──comuoonの操作性はいかがでしょうか？

市原：　ご高齢の方も使われるプロダクトだからでしょうか、マニュアルを見ずとも直観的に操作できるほどシンプル。講師の体調や参加人数に応じた細かなボリューム調整もスムーズです。

参加人数によっては、少し高い位置にcomuoonを配置することもあるため、スピーカーの角度を調整できるのも便利です。私たちが装着するヘッドセットマイクは軽量で、バッテリーの持ちも十分。何のストレスもなく使えます。

岩田：　デザイン性に優れていることもポイントです。「どなたにも開かれた、お越しいただきやすい空間の提供」をコンセプトにしたd gardenでは、カフェやインテリアショップのような内装を採用しています。この空間に自然となじむのはシンプルで洗練されたデザインがあってこそです。

──これからcomuoonをどのように活用していきたいですか？

市原：　教室を二分割して、ふたつの授業を同時並行する計画が持ち上がっているのですが、その際には2台目を導入したいです。comuoonなら、同時に使っても互いの声が邪魔になりませんからね。

岩田：　ほかのドコモショップが実施するスマホ教室でもcomuoonを活用してほしいですね。実際に、研修などで当店を訪れる社員のなかにはcomuoonに注目している者が大勢います。comuoonの輪が当店から広がっていったら、こんなに嬉しいことはありませんよね。

d garden五反田店様WEBサイト

※取材内容は2019年11月時点のものです。

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