- 2022.05.31
- プレスリリース
「ヒアリングフレイルサポーター養成講座」累計受講者が1000人を突破
弊社が展開する「ヒアリングフレイルサポーター養成講座」の累計受講者が1000人を突破、「ヒアリングフレイル」への理解が広まっています。
現在、難聴高齢者は1430万人に達し10人に1人が難聴の時代に突入しています。難聴を放置することで認知症リスクも高まると言われていますが、加齢に伴う聴力低下の影響にも関わらず、周囲の聞こえへの知識不足や関心の低さから認知症傾向と勘違いされてしまうケースも多いなど、目に見えず気づきづらい聞こえへの理解や取り組みは多くの課題を抱えています。
当社は聞こえへの理解促進と課題解決に向け、東京大学名誉教授 一般社団法人未来社会共創センター 秋山弘子先生の協力の元、「ヒアリングフレイル(耳の虚弱)」という新しい概念を提唱。「ヒアリングフレイル」は、聴覚機能の低下によるコミュニケーションの問題やQOL低下などを含み、身体の衰え(フレイル)の一つとし、聴覚機能の低下が認知症診断結果の過小評価に繋がる可能性などをわかりやすく伝えていく活動を行っています。
この度、「ヒアリングフレイル」への理解を広める活動の一環である、高齢の聞こえにくい人や聴覚障害のある人とのコミュニケーションのケアやサポートを行う「ヒアリングフレイルサポーター養成講座」の累計受講者が1000人を突破しました。本講座は、老化による聴覚機能低下のメカニズム、難聴と認知症の関連性などの「聴覚の基礎知識」や、難聴の方との対話方法や補聴集音および対話支援の仕組み、アプリを活用した聞こえの測定方法などの「対話支援技術」を学ぶことができ、医師、看護師、介護福祉士、言語聴覚士、理学療法士・作業療法士、介護スタッフなど幅広い業種の方々に受講いただき、「ヒアリングフレイル」への理解浸透や聞こえにくい方との正しいコミュニケーション方法を発信いただいております。
今後も、「ヒアリングフレイル」予防の啓蒙を通じて、全ての方がいつまでも社会に参加できるようサポートしていきます。
(2022年5月31日プレスリリースより抜粋)
プレスリリース全文はこちら(PR TIMES)