- 2025.03.02
- メディア掲載
2025年3月2日(日)産経新聞にて弊社の取り組みを掲載いただきました
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2025年3月2日(日) 産経新聞連載「100歳時代の歩き方」欄にて、弊社の取組を記事として取り上げていただきました。
「子音が聞き取りづらい」対策急務の高齢者の難聴、認知症と誤解されることも
3月3日は耳の日。聴力は40歳代から衰え、75歳以上の半数が聞こえにくさを感じるとされる。聞き取る機能が衰える「ヒアリングフレイル」を放置すると、心身の衰えや認知症のリスクが高まるという。聴力低下で会話が聞き取れないと認知症傾向と誤認されてしまうケースもあり、ヒアリングフレイルの早期発見や理解を広めることが急務だ。
(中略)
「難聴への理解で高齢者の孤立防いで」
ヒアリングフレイルを提唱してきた一人が、聴脳科学総合研究所の中石真一路所長だ。東京都豊島区が導入しているアプリ「みんなの聴脳力チェック」のほか、スピーカー型の対話支援機器「comuoon(コミューン)」といった、早期発見や会話支援のシステムを開発した。医療や介護現場で、難聴で言葉が聞き取れない高齢者が認知症傾向と見なされ、孤立してしまうケースが少なくないことから、早期発見の重要性を訴え続けてきたという。
補聴器は音を増幅して聞きやすくする医療機器だ。中石氏は「補聴器は補聴器相談医のいる耳鼻科に相談した上で、専門職のいる補聴器販売店で購入することが重要だ。ただ、高額であることから装着を躊躇する人もいる」と指摘。日本補聴器工業会の調査によると、主な価格帯は片耳1台が10万~30万円とされ、普及率は約15%にとどまっている。
軽度の難聴や補聴器まで必要ないと耳鼻科で診断された人には、高性能の集音器やスピーカー、自分で調整するOTC補聴器も進化しているという。
昨年10月には、米アップルがワイヤレスイヤホン「AirPods Pro 2」で、軽度から中等度難聴者向けのヒアリング補助機能の提供を開始。聴力に応じて、音が聞きやすくなるように調整できる。
中石氏は「高齢者の難聴への理解を広げるとともに、会話を支援するツールをもっと活用していくことで、高齢者の孤立を防ぐことが重要だ」と訴える。
以上、記事より一部を引用をさせていただきました。
記事全文はこちら(産経新聞WEBサイト)
ヒアリングフレイルとは(ヒアリングフレイル公式サイト)
みんなの聴脳力チェックアプリ(弊社WEBサイト)