お一人おひとりに最適な介護を、
comuoonがかなえてくれる。
高円寺の閑静な住宅街にある「SOMPOケア そんぽの家」は、お一人おひとりに最適な介護サービスを提供する介護付き有料老人ホームです。ご入居者のみなさんが「自分らしい人生」をおくっていただくためには、ていねいなヒアリングが欠かせません。手厚いサポートを実現するため、comuoonをどのように活用しているのか、お話を伺いました。
お一人おひとりに最適な介護を、
comuoonがかなえてくれる。
高円寺の閑静な住宅街にある「SOMPOケア そんぽの家」は、お一人おひとりに最適な介護サービスを提供する介護付き有料老人ホームです。ご入居者のみなさんが「自分らしい人生」をおくっていただくためには、ていねいなヒアリングが欠かせません。手厚いサポートを実現するため、comuoonをどのように活用しているのか、お話を伺いました。
高円寺の閑静な住宅街にある「SOMPOケア そんぽの家」は、お一人おひとりに最適な介護サービスを提供する介護付き有料老人ホームです。ご入居者のみなさんが「自分らしい人生」をおくっていただくためには、ていねいなヒアリングが欠かせません。手厚いサポートを実現するため、comuoonをどのように活用しているのか、お話を伺いました。
SOMPOケア株式会社
SOMPOケア そんぽの家 高円寺さま
上席ホーム長
向さん
副ホーム長
佐藤さん
導入前
スムーズな意思疎通ができなかった。
スタッフからご入居者へ、レクリエーションの説明がしっかり伝えられなかった。
医師による問診でも、ご入居者から体調の変化などを十分にうかがうことができなかった。
導入後
自然なコミュニケーションが可能になった。
ご入居者全員がスムーズにレクリエーションに参加できるようになった。
医師との対話も活発になり、入居者の体調を把握しやすくなった。
──comuoonの導入以前には、どのような課題がありましたか?
佐藤: 体操をはじめとしたレクリエーションで、聴こえに課題のあるご入居者がスタッフの説明をしっかり聞きとれず、まわりの方よりも動作がワンテンポ遅れていました。その結果、体操やレクリエーションそのものを楽しめなくなることもあります。
向: 往診でも課題がありました。医師から「体調はどうですか?」と尋ねられても聞きとることができないご入居者は、ご自身の体調を正確に伝えることができなかったのです。
いずれのケースでも、ご入居者の方は補聴器や集音機を使うなど、ご自身で工夫されていたのですが、聞こえに関する十分な効果は得られていないようでした。そんなときに出会ったのがcomuoonです。
──導入後には、どのような変化がありましたか?
佐藤: 体操では、スタッフからの説明がしっかり伝わるようになり、ご入居者がより積極的に体を動かすようになりました。今では聴こえに課題のある方とそうでない方との差をほとんど感じないほどです。まわりの人たちと同じテンポで体操ができるようになったことで、参加意欲も高まっています。
向: 往診の場面においても、コミュニケーションがスムーズになりました。担当する医師が驚くほどです。単に血圧や体温を測るだけではない、対話を通じたきめ細かな体調管理を、聴こえに課題のある方にも提供できるようになりました。
日々の生活全体を通して、みなさんのコミュニケーション意欲は以前よりも高まっています。聴こえに課題のある方は、どうしても意思疎通に齟齬が生じがちです。ときにはそれが原因で、脳の機能には問題がないのに認知症と誤診されることすらあります。そのようなことがないように、聴こえに課題のあるご入居者の心身状態やご要望を正しく把握するためには、comuoonは欠かせない存在です。
──ほかにcomuoonが役立つ場面はありますか?
向: 入居前のヒアリングの際にも使っています。ご入居者お一人おひとりに最適な介護サービスを提供するには、その方が「したいこと」「できること」を、ていねいに掘り下げてうかがい知るプロセスが欠かせません。comuoonがあるからこそ、聴こえに課題のある方にも、自分らしい人生を楽しんでいただく準備ができます。
佐藤: 2020年は、コロナ禍の影響でマスクをつける機会が増えたにも関わらず、コミュニケーションの質を保てているのはcomuoonのおかげです。口元を少しマイクに近づければ、マスクをしていてもクリアな音声を届けられます。
昨今では、職員同士のソーシャルディスタンスを保つことも徹底しています。マスクとフェイスシールドを装着し、その上でアクリル板越しに会話をすることもあります。そうなると、私たちですら会話が聞き取りにくい。今後はこうしたシーンでもcomuoonを活用していくつもりです。
──ほかにcomuoonを活用していきたいシーンはありますか?
佐藤: 最近では、コロナ禍の影響によりご入居者とご家族とのオンライン面会も増えています。感染予防の観点からは直接お会いする面会よりも適したコミュニケーション方法ですが、通信機器を通じた音声は聞きとりづらくなります。スムーズに会話ができないと、お互いにストレスになってしまい、面会自体を敬遠されてしまうことになりかねません。だからこそ自然な会話をサポートするcomuoonに期待しています。先日、comuoonはスマートフォンやパソコン、テレビに直接つなぐことも可能だと教えていただいたので、活用してみるつもりです。オンライン面会だとしても、ご家族の存在を少しでも身近に感じてほしいですね。
向: 入居者のみなさんがおしゃべりや趣味を楽しむ際にもcomuoonが欠かせません。SOMPOケア そんぽの家では趣味活動などをサポートする「スケッター」という人材の登録制度を実施していて、入居者とのマッチングを行っています。彼らとのコミュニケーションでも積極的にcomuoonを使っていきたいですね。
新型コロナウイルスが収束したあかつきには、施設自体をもっと地域にひらいていきたいとも考えています。地域のさまざまな方々が集う場所とすることで、ご入居者と社会とのつながりをつくっていきたいからです。多様な方々がお越しになれば、そのなかに必ず聴こえに課題のある方もいらっしゃるでしょう。そうした方々にとっても気軽に参加しやすい環境を提供するため、さらにcomuoonの活用を進めていきたいと思います。
SOMPOケア そんぽの家 高円寺様WEBサイト
※取材内容は2020年8月時点のものです。
※記載の所属・役職等は、
インタビュー及び講演・イベント当時のものです。